利用者さんが集まるホームページって、どんなホームページ?
当社では2015年1月に設立して依頼、数多くのホームページを制作させて頂いてきました。
いろいろなご質問やご依頼を頂く中で、こんなご意見をよくいただきました。
集客するには見栄えが良いデザインにするのがいいのでは?
ホームページって、どれも同じじゃないの?
ホームページはデザインや内容が似ているように見えても、ホームページの作り方で集客効果は全く異なります。
デザインも大事ですが、まずは「伝えるべき人」に「伝えるべき情報」が「わかりやすく」伝わるホームページにすること。
当社リヒトスでは、「誰に」「何を」伝えるのかをはっきりさせて、伝わりやすいデザインと文章のホームページにすることが重要だと考えています。
「誰」に伝えるのか
ホームページで「誰に」伝えたいですかとお伺いすると、ほとんどの場合は「お客さんに伝えたいです」という答えが返ってきます。
これは正しいお答えなのですが、気を付けなければいけないのは、ホームページで情報を伝えるべき人は、ある特定の立場の方だけではないということです。
就労継続支援B型事業所の場合は、お客さんというのは利用者さんだと思います。
利用者さんがあなたの事業所に通うことを決めるには、サービス等利用計画書を作成する相談支援専門員さんや、セルフプランで作成される場合でもご家族のご意見なども重要になってきます。
「事業所を利用してもらう」ということを最終目標にするのであれば、利用者さんが通所する事業所を決める過程で関わる方々に向けて、それぞれに必要な情報を発信するということが重要になります。
利用者さんに伝える
事業所を利用するご本人に事業所のことをよく知ってもらうことはとても大切です。
利用者さんのご家族に伝える
障がいがあるお子さまの親御さんは、お子さまが成人になってからでも、通所する事業所がどのようなところなのかは心配になると思います。
相談支援専門員さんに伝える
障がいがある方が適切な支援を受けられるようサポートする相談支援専門員さんに、あなたの事業所がどのような事業所なのかを知って頂くことはとても重要です。
※『利用者募集をするために相談支援専門員に伝える6つの情報』で詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。
仕事を発注する企業に伝える
「障害福祉事業所に仕事を出してみたい」と考えている経営者の方は多くいらっしゃいます。
ただ、今まで経験がない経営者にとっては、何をどうすればいいのか分からないので、諦めているという方もいらっしゃると思います。
そこで、障害福祉事業所での仕事に関する情報をホームページで伝えて、仕事の発注者に興味をもってもらうのも良いと思います。
「何」を伝えるのか
次は「何」を伝えるかです。
これは「誰」に伝えるかと一緒に考えるといいでしょう。
「事業所の理念」を伝えるとします。
「理念」は文章で作られている事業所も多いと思います。
ただ、どのような立場の人に伝えるかと考えると、単に事業所の理念は「・・・・・」です、と書くのではなく、具体的に伝えたい人に向けて書くと伝わりやすくなります。
例えば、利用者さんやご家族に向けてであれば、利用者さんに対する接し方や作業の進め方にこのように当事業所の理念を活かしています、と伝えます。
相談支援専門員さんに向けてであれば、当事業所の理念に基づいて、こういった障害の方を積極的に受け入れるようにしています、といったイメージです。
「誰に」と「何を」をマトリックスにして、それぞれどのような内容にするかをまとめてみると整理できます。
事業所の理念
事業所にはそれぞれの理念をお持ちだと思います。
それを言葉だけではなく、実際に理念を普段の活動にどのように反映しているのかを伝えることが大事です。
就労継続支援B型事業所では、様々な背景を持つ利用者同士が一緒に活動するため、様々な問題が起こりうる可能性があります。
例えば『事業所内での「トラブル対応」をホームページでアピールする』のページで紹介している「トラブル対応」と事業所の理念が違っていては、「言っている事とやっている事が違う」と思われてしまうかもしれません。
事業所の理念は全ての行動に矛盾なく浸透していることが重要です。
事業所の強み
送迎を行っている場合はどの範囲まで送迎をおこなっているのか、食事の提供がある場合はどのような食事を提供しているのか等も知りたい情報だと思います。
- 居場所としての役割
- 元企業や自治体、住民などと協働
- 高工賃
- 利用者1人あたりに対する手厚い人員配置
- 食事
- 送迎
- 視覚・聴覚言語障害者支援体制
など
事業所の雰囲気
作業に関しても単に1日のスケジュールを書くだけではなく、どんな作業をどんな雰囲気の中でしているのかを紹介するのも良いと思います。
作業の雰囲気がわかる写真があれば、さらに良いです。
実際に通所されている利用者さんの感想や利用者さんの親御さんの感想などもホームページに掲載できれば、安心感が増します。
どのようなスタッフの方が働いているかという情報は、事業所の雰囲気を伝える非常に効果的な情報です。
スタッフの方の紹介文の書き方に関しては『「スタッフの紹介文」を掲載した方が良い3つ理由』で詳しくご説明していますので、ご参照下さい。
事業所の作業内容
事業所の作業内容は、利用者さんにとっても、仕事を依頼する企業にとっても興味のある情報です。
どのような内容の仕事で、どれくらいの品質をするかといった情報を具体的に紹介するのがよいでしょう。
就労継続支援B型事業所の利用者の集め方は以下のページで詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。
SEO対策
ホームページの制作を検討されている方であれば、SEO対策という言葉聞かれたことがあるかもしれません。
Googleで「就労継続支援B型 ホームページ制作会社」と入力して調べたとします。
その検索結果を見て、興味のあるホームページを見に行きますよね。
SEO対策とは、検索エンジンの検索結果で自社のホームページが上位に表示されるよう、ホームページの構成や記述などを調整することです。
どんなキーワードでも上位に表示されれば良いというものではありません。
見てもらいたい人が調べそうなキーワードの検索結果で上位に表示されることが重要なのです。
就労継続支援B型事業所であれば、「〇〇市(あなたの事業所のある市町村) 就労継続支援B型」のようなキーワードの検索結果で上位に表示されることは非常に重要です。
これはホームページ制作側の作業側の作業です。
競合の多い地域は難しいなど様々な理由があって、必ず狙ったキーワードの検索結果で上位表示させると断言することはできませんが、正しいSEO対策を行う必要はあります。
他の事業所のホームページを参考にする場合の注意点は以下のページで詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。
就労継続支援B型事業所の利用者の集め方
就労継続支援B型の「利用者の集め方」を分かりやすくご説明します
利用者を集めるための「見学会」を分かりやすくご説明します
利用者募集をするために相談支援専門員に伝える6つの情報
就労継続支援B型事業所のホームページのポイント
就労継続支援B型事業所にホームページが必要な7つの理由
競合の就労継続支援B型事業所のホームページを調査する
就労継続支援B型の利用者の悩み
「スタッフの紹介文」をホームページに掲載した方が良い3つ理由
事業所内での「トラブル対応」をホームページでアピールする
就労継続支援B型事業所の「立地」をホームページでアピールする
利用者集めるホームページに重要な「ペルソナ」って何?
就労継続支援B型事業所の利用者を集めるためのツール
就労継続支援B型事業所にホームページが必要な7つの理由
Googleビジネスプロフィールを活用する|利用者を集めるツール
就労継続支援B型事業所のSNSの活用方法
ホームページに関するお問い合わせ
ホームページの制作を検討されている方はたくさんの制作会社をご検討されていると思います。
「まずは話しを聞いてから、他の会社と比較して検討したい」という方も多いと思います。
当社では電話、メール、オンラインで無料相談をお受けしています。
無料相談の後に営業電話などは一切しませんので、ゆっくりご検討頂いて、どこの制作会社に依頼するかを決めていただければと思います。